建物診断・維持管理について
何もしないままでは維持できません。でも、かけすぎる必要もありません。建物の「今」を診て、「これから」を一緒に決めるのが建物診断です。
建物診断を相談する
建物は、放っておくと必ず傷みます
屋根や外壁は雨と紫外線にさらされ、設備には寿命があります。小さな傷みを放置すると、下地や構造にまで及び、直すときの費用が大きくなります。一方で、「不安だから全部直す」必要はありません。大切なのは、状態を正しく知り、順番と時期を決めることです。
診断で見るところ
- 屋根:瓦のずれ・割れ、板金のサビ、棟の状態、雨漏りの跡
- 外壁:塗膜の劣化(白い粉)、ひび割れ、シーリングの切れ、浮き
- 防水:ベランダ・屋上の防水層、排水口
- 床下:湿気、蟻道(シロアリの通り道)、木部の腐り、基礎のひび割れ
- 設備:給湯器・空調・冷凍冷蔵機器の設置年数と状態、電気設備
- 内部:床の沈み、建具の建て付け、雨染み、カビ
確認した箇所は写真で記録し、部位ごとに報告書にまとめます。
結果は3つに分けてお伝えします
たとえば「雨漏りの補修は今すぐ。外壁の塗替えは2〜3年後でよい。床下は来年もう一度点検」というように、時期と優先順位をつけてご説明します。「今は何もしなくてよい」という結果もあります。
費用の考え方
計画的に点検・修繕を続けると、一度に大きな費用がかかる事態を避けやすくなります。私たちは診断結果をもとに、数年先までの費用の見通しをお示しし、無理のない順番をご提案します。下の図は、放置して大規模修繕になる場合と、計画的に点検・修繕を続ける場合の費用のかかり方を表した概念図です。
具体的な金額は建物の状態によって異なるため、数値は入れていません。軸と傾向だけを示す概念図です。
診断報告書
診断結果は部位ごと(屋根・外壁・軒天・床下・設備など)に、状態・写真・対処の時期・概算をまとめた報告書にしてお渡しします。工事をしない場合も、報告書はそのまま次回の点検の基準になります。
施設の維持管理計画
店舗や施設では、施設ごとの診断結果を一覧にし、A(今すぐ)・B(数年内)・C(経過観察)の優先度と概算をつけて年度計画に落とし込みます。担当者が替わっても引き継げる形で書面に残します。対応は月隈本社(福岡市博多区東月隈)の建築事業部が行います。
診断の費用
現地調査・建物診断・お見積りは無料でお受けしています。
まず、状態を診るところから
診断だけのご相談でも構いません。写真を送っていただければ、訪問前におおよその判断ができます。
お電話は最初に自動応答のご案内が流れます。ガイダンスに従ってお進みください。時間外は留守番電話となり、翌営業日に折り返しご連絡します。